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【フェニックス(米アリゾナ州)22日(日本時間23日)=笹森倫】米大リーグ・アスレチックスで、完全復活を期す松井秀喜外野手(36)。ところが、米スポーツ専門サイトが予測する、今季の「がっかりオールスター」に選ばれてしまった。
キャンプ2日目の22日。松井はフリー打撃で、今季の柵越え第1号を右中間にたたき込んだ。
前日は63スイングも打ち損じが目立ち、柵越えはゼロ。この日も打撃投手を務めたガレーゴ三塁ベースコーチの「沈んだり、横に曲がったり」するクセ球に戸惑い、フリー打撃では珍しい空振りまで見せた。それでも31球目で、ついに白球をスタンドインさせた。
練習後の松井は、今キャンプの課題について聞かれると、「ん? まずは打撃投手の攻略から。いい変化をしてた。久しぶりに打撃投手で空振りした」とジョークで返答。それでも打撃面は「数をこなしていけばいい」とさほど心配していない。
むしろ明るい材料は、前日にダッシュした影響が、一夜明けても“爆弾”を抱えるヒザに出なかったこと。この日、ベースランニング練習への参加は本人の意思に任されたが、松井は若手に混じってすべてこなした。「きのうより、もっとスムーズに走れた。あしたもたぶん大丈夫」と大きな手応えを感じている。
アスレチックス移籍1年目に、コンディションを整えて完全復活を期す松井。だが米スポーツ専門サイトでは、「今季期待はずれに終わりそうな選手」の1人と予測されている。
「ブリーチャーリポート」は22日、「オールスター」ならぬ「オールバスト(失敗、破滅)」チームと題し、ポジション別に18人を選出。ヤンキースのジーター、昨季18勝の同僚カーヒルらと並んで、指名打者部門で松井が選ばれてしまった。
同サイトは「アスレチックスは今季、松井の働きにいささか失望するかもしれない。(米大リーグで)ルーキーだった2003年以来の、20本塁打越えに失敗する可能性が高い。松井はもはや全盛期とは別の選手で、パフォーマンスの低下が予測されるべき」と寸評。
長打不足を解消するため、松井を獲得したアスレチックスにとっては、的中してほしくない予測だ。球団発行誌の今季開幕号で、松井を表紙と巻頭特集で取り上げるほどに、ゴジラ復活への期待感は高まっている。
松井としても、アーチ量産を心待ちにする新天地の思いに応え、「裏オールスター」の低評価を見返したいところだ。
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日本サッカー協会が22日に代表選手の勝利給など具体的な数字を公表したことに関して、日本代表選手の待遇改善を求める日本プロサッカー選手会(藤田俊哉会長)は23日、「会見も説明もしません」と、藤田会長の「一方的な会見には驚いている。情報開示を前向きにとらえ、引き続き話し合いを続ける」との談話を出したが、両者のミゾは埋まりそうにない。
待遇問題について、選手会は昨年末から日本協会の小倉純二会長(72)との直接会談を要望してきたが断り続けていることを明かし、これまで主張していた詳細なデータを含んだ見解は「後日リリースします」と歯切れが悪かった。
一方、小倉会長はこの日、「FIFA(国際サッカー連盟)は1000億円、UEFA(欧州サッカー連盟)は1100億円の利益があるが、AFC(アジアサッカー連盟)は50億円しかない。その中でわれわれはできる限りのことをやっている。代表選手であるから海外移籍もできてクラブから高給をもらっている。代表のステータスは上がっているが、選手会がやろうとしていることは本筋ではない」と、これまで同様、選手会の要求を拒否する立場を主張した。
1月のアジア杯はAFCからの賞金はゼロ。それでも日本協会は、日本の優勝で1人あたり満額で395万円のボーナスを支給したことを明かしている。アジア杯期間中は「休戦」した選手会側だが、待遇改善を主張していくはずが、いつの間にか、小倉会長との「直接会談の実現」に話がすり替わってしまった。
すべてのJリーガーが選手会を支持しているとは言い難い。3月5日に今季のJリーグが開幕するが、今後も選手会側が「代表選手の待遇改善」ばかり主張すれば、イメージダウンは計り知れない。
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